こんにちは「アジアと日本を繋ぐコンサルタント」の中西です。

ソフトバンクの後継者候補が決まり(?)ましたね。

その人事内容は、元Google最高幹部のニケシュ・アローラ氏という事ですが、ソフトバンクにとっては日本企業として常にグローバル展開を見据え、日本人はグローバル人材の中の一人に過ぎない、といった感覚なのかもしれません。

だからこそ、優秀な人材の中から選んだ結果、それがグローバル人材だったという事かもしれません。

うちの会社はソフトバンクのように海外展開している企業じゃないから関係ない、といってグローバル人材の活用に目を背けていると、これからますます時代に取り残されていってしまうかもしれません。

グローバル化時代に取り残されるという考えは一過性のブームではなく、間違いなくこれからの時代は日本はグローバル化しないと生き残れない、という普遍的な流れになりつつあります。

ではどうやって国内に居ながらグローバル化すればいいのか?

その一つの方法として、グローバル人材の育成と活用というものがあります。

今回はグローバル人材の活用事例を紹介しながら、御社にとって必要な何かを見つけてもらえばと思います。

 

現在、弊社が関わっている人材育成プロジェクトの中で、フィリピン人ナースを育成し日本の介護士として働いてもらうという「インターナショナルケアナース」とうプロジェクトがあります。

実務経験のある優秀なフィリピン人看護士達が真剣な眼差しで、日本語のトレーニングをしています。

P_20150419_092851

 

主に日本人講師が授業を担当し、フィリピンでありながらハイクオリティな人材育成に努めています。

トレーニング風景

漢字やひらがなも書けます。

トレーニング風景

実践的な会話を盛り込んで、ペアで会話をします。

こうやってグローバル人材はこれからどんどんと日本に流入してくるはずです。

海外に支店を持つ事だけがグローバル化という訳ではなく、その組織自体を境界線の無いボーダレスな組織にする事こそ真のグローバル化だと感じています。

最終的にビジネスは人ですから、もしかしたらこうやって人材育成、雇用をしたグローバル人材が将来的に育ち、会社の海外進出のキッカケとなる可能性は大いにあります。

確かに人材不足と言われる介護業界ですが、他の業界から見ればお堅い業種の一つではないでしょうか?

このような一般的に硬い業種である介護業界でも、グローバルな視点で未来を見据えて行動しているという事は、とても大きな意味があります。

日本で活躍するフィリピン人人材のリアルを感じる

外国人人材の活用を考える