「アジアの力を日本へ届ける」コンサルタントの中西です。
長くデフレと経済の低成長が続く日本ですが、近場のASEANに目を向けると目覚ましい成長を遂げています。
例えば、フィリピンは10年連続で6%の経済成長が続き、労働人口が多く経済が盛り上がっています。
そのフィリピン経済は、2022年に「上位中所得国」の仲間入りを果たすようです。
比、22年にも「上位中所得国」 インフラ整備や人材育成で高成長維持/SANKEI BIZ
「上位中所得国」というのは、一人当たりのGDPが
4126~1万2735ドル
を指します。
そして現在のフィリピンは、
2843ドル
で「下位中所得国」に位置しています。
フィリピンに限らず多くのASEAN諸国は、インフラ整備がまだまだで今の状態だけを見ると、「まだまだだなぁ」と思われるかもしれません。
しかし逆に考えると、
ASEANは発展途上だから伸びしろがある
とも言えます。
今から6年後に給与が2348ドルから最低でも4126ドル上がるとなると、上昇率は145%になります。
もし日本で同じ現象がおきたとしたら、
所得が400万円の人の場合、6年後に所得が580万円になるのと同じことです。
もし日本で同じ現象が起きて、一気に所得が上がったら?
おそらく、今まで買えなかった高級品や贅沢品を買ったり、もっと生活が豊かになるような製品を買い求めると思います。
これからフィリピンの市場は最低でも145%伸びると考えると、ビジネスチャンスはまだまだ沢山ありそうです。
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