昨日に引き続き、北海道のお客様からのオーダーの型枠大工の面接会を行ないました。

今回のフィリピン側送り出し機関は20年以上のキャリアを持つ派遣会社ですが、日本への実習生の送り出しは初めてという事もあり、こちらの予想以上の就労希望者を集めてくれました。

本来であれば、受入れ人数×3~4倍を面接するのですが、今回は書類選考を通った就労希望者を全て面接する事にしました。

その数70名以上! 実はこの70名以外にも、当日勝手に(?)集まってくれた、日本で就労したい希望者が80名ほど集まってくれました。

さすがに全ては面接出来ないので、後から集まった就労希望者には、次回の面接会に参加可能なので、希望者は履歴書を置いていくように伝えました。

今回は面接が出来ない旨を報告、、、皆さん次回宜しくお願いします。

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本題の面接会はというと前日に書類選考で、30名程度の候補者を絞っていたので、その候補者達を中心にインタービューを行い、他に直接会った感じで候補者を更に絞るという方法をとりました。

人数が多いので、1回で5名ずつと面談を行い、最後に体力テストという事で、腕立てを50回やってもらいました。

建築は体力勝負ですし、北海道という過酷な環境で働くには体が資本です。

見た目がマッチョでも意外と腕立てが出来ない子がいて、少し驚きました。

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面接を受ける就労希望者の顔は真剣そのものです。

皆それぞれに日本で働きたい理由がありますが、一番多く聞かれた意見は、「家族のために」という言葉でした。

自分よりも家族を優先するという、フィリピン人の気質が現れた意見だと思います。

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全ての面談が終わり全員の意見をすり合わせながら、最終候補者を19名まで絞りました。

書類選考も真剣です、なんといっても就労希望者の人生が掛かっていると言っても過言ではないからです。

ここから後日実技試験を行い、正式に内定を出します。

最終的な内定者数は9名で、もれた候補者は次回の有力候補として繰り越します。

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最終候補者へ監理団体の佐藤専務理事より、今後の流れ、心構えなどの話をしていただきました。

やはり文化の違う日本で働くには、最初の心構えが肝心です。

これから実技試験へ向けて準備をし、日本語学習のプログラムを整えていきます。

感じのいい候補者を選考できて、今回の面接会は成功だったと言えると思います。

 

 

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