アジアビジネスでたんまりと利益を残す方法。 どうやったら簡単に海外進出が出来るのか?どうやったら利益が残せるのかを考える。

「アジアの力を日本へ届ける」コンサルタントの中西です。

恐ろしいほど強い寒波の影響で、世界中の都市機能が麻痺しているようです。

こんな時は家でじっとしているのがいいいのでしょうが、外が寒いからと言ってビジネスを止める訳にはいきません。

今日は、分散型のビジネスモデルの構築で、利益をたんまりと残す方法について考えみました。

 

 

「利益をたんまりと残す」などと言うと何か悪い事をするのか?などと勘違いされるかもしれませんが、全くそんな事はありません。

100%合法的に、今よりも利益を残す方法があります。

それは海外に会社を作るという方法です。

しかも私がお勧めしたいのは、アジア圏で会社を作るのがいいと思っています。

まず最初に海外に会社を作るメリットを紹介すると。
・日本よりも税金が安い国が沢山ある
・通貨の分散が出来る
・マーケットが広がる

さらにアジア圏で会社を作るメリットは
・たった数時間で行ける近さ
・物価が安い
・経済成長が望めるので、ビジネスチャンスが沢山ある

一般的に海外に会社を作るとなると、ハードルが高そうと思うかもしれませんが、今では会社設立や管理も代行でやってくれるというサービスは沢山あります。

例えば、
日本に一番近いオフショア地域である「香港」の法人設立をしたい場合。
年間維持費がたった350ドルで香港に法人が作れます
香港に法人を作るメリットは
・香港の法人税 “16.5%”
・地理的優位性
・シンプルな会計制度

他にも、
活気溢れる、世界有数の都市国家「シンガポール」にも簡単に法人が作れます。
シンガポールに法人を作るメリットは
・シンガポールの法人税 “17%”
・地理的優位性
・シンプルな会計制度

弊社のグループ企業が登記されている、フィリピンの経済特別区スービックは、法人税はなんとたったの5%です。

ここで、「でも会社を作ったはいいけど、海外でやるビジネスが無い」という声が聞こえてきます。

今回のお題は、「利益をたんまりと残す方法」なので利益を生み出す事にフォーカスするよりも、利益を残すという事にフォーカースしています。
なので利益が上がっているという事を前提条件としていますが、それでも海外ビジネスに興味が有る人全般に役立つ内容だと思います。

細かい税法などの話しは専門外なので書きませんが、海外でビジネスをする場合、少なくとも日本よりも税制で優位性があれば、現在日本で上がっている利益を海外に移すだけで、純利益(手取り利益)は増える事になります。

こんな事は昔から大企業はやっていて、売上げが数千億円とか兆のレベルになると、為替1円の値動き、税金の1%の違いで、純利益が数十億〜数百億円も変わってきます。

なので大企業は為替や税金に敏感になって海外に工場を移転したり、いままで国内で上げていた売上げを海外で上げるようにしたりしています。

これが中小企業であっても、数百万〜数千万円位年間の純利益が違えば翌年にビジネスに再投資できる金額がかなり変わってきます。

ある程度年数が経過した成長した企業であればある程、海外で会社を作る事に臆病になるかもしれませんが、それはつまり社長さんの頭がそこについていかないというだけだと思います。

しかし今では海外進出の為の便利なサービス(香港会社設立シンガポール会社設立)が存在するので、いわゆる町工場でも海外進出が容易になりました。

すごくずるいやり方に思われるかもしれませんが、例えば海外に会社を作って、海外進出の為のマーケットリサーチをその会社にお願いをする。

するとグループ会社に利益が発生するので、自社の利益をグループ会社で得たのと同じ事になります。

前記したように、香港やシンガポールは日本よりも低税率なので、必然的に日本で経常する利益よりも、海外で経常する利益の方が税引後に残る純利益は多くなります。

複数会社を持つメリットは中東の富豪や財閥などが行なう、家族経営的なスタイルに似ていると思います。

家族経営つまり内々だけで行なう経営というのは、外にお金が逃げないので、内部で利益をプールする事が可能になります。

海外に会社を持ったり、複数会社を持つと管理するのが大変だという意見もありますが、そもそも経営とは管理する事なので、経営者の管理能力が及ぶのであれば海外へ会社を作るという事にチャレンジしてもいいかもしれません。

中小零細企業でも海外進出や海外に会社を持つなど、一昔前では考えられなかった事が考えられ、それが簡単に実現可能になったというのは、とてもエキサイティングな時代になりました!

 

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