こんにちは、アジア人材コンサルタントの中西です。

25.1%この数字を何かご存知ですか? といきなり聞かれても何のことか?と首を傾げてしまうと思います。

これは2014年(データーは2013年のもの)現在の日本の65歳以上の高齢者の割合です。前年が2013年(データーは2012年)が24.1%だったので、年1%増加しています。
日本の人口が約1.3億人なので、1%の増加は約130万人程の増加となります。

z1_1_02

内閣府資料より出典

グラフを見てもわかるように年々(右にいくほど)高齢者の数が爆発的に増加しているのがよくわかります。2015年には現役世代2.3人で1人の高齢者を支える事になります。 社会保障費は高齢者の方が消費するので、とてつもない財政負担ですね。

こういった超高齢化社会で問題視されているのが、福祉人材の枯渇。

今はまだプロジェクトの進行中なので、詳しくはまだこのブログには書けませんが、ある社会福祉法人の幹部の方がおっしゃっていましたが、箱(施設)は出来上がっても人材が集まらないのでオープン出来ないという所が沢山ある、と言っていました。

ちなみに福祉業界(介護士)だけでも厚生労働省によれば、介護職だけで2025年には100万人が不足するという、気の遠くなるようなデーターが出ています。

こういった人材問題を解決するにも、外国人人材の活用は今後必須なんですが、、、実情は全く話しは進んでおらず大変な状況なようです。

と、ここまでつらつらとデーターを元にした経済論的な事を書いてきましたが、このような状況を打破する為に、フィリピンの有望な人材を開発に行ってきました。

IMGP4881

 

ここに写っている日本就労希望者は全体の一部で、今回の募集で一次選考に残った総数は約120名となります。

ここに写る彼等彼女達は全員がフィリピン国内における看護士の資格保有者で、実務経験有りの子達です。

まだまだ日本での就労は法規制などの面でカベは大きいですが、タイミングがいつになるかだけの問題で必ず規制緩和+法整備がされる事は間違いはありません。

日本(日本語圏)という特殊な環境で外国人に就労してもらう場合には、時間をかけて語学能力を伸ばし日本就労システムを叩き込む必要があります。

このような教育の分野は時間がかかるのでアジアヒューマンリソースとしては、先駆者として名乗りをあげる覚悟のある企業様と組んで、次世代創造プロジェクトを始動しています。

ここに写る就労希望者の一部は来年早々には、日本での就労をスタートさせる予定です。

日本の重要課題である、介護福祉の分野で活躍してもらえるように、我々としてもフルサポートで応援します!

 

アジアヒューマンリソースのへにお問い合わせは、こちらからどうぞ。

日本で活躍するフィリピン人人材のリアルを感じる

外国人人材の活用を考える